看護部

ワークライフバランス

ワークライフバランスへの取り組み

Work life balance

職員が働きやすい職場環境を作りたい。

当院がワークライフバランス(以下:WLB)に本格的に取り組んだのは、平成24年に看護協会が看護師の人材確保対策として実施していた事業「看護職のWLB推進ワークショップ」に参加したことに始まります。
以前から"職員が働きやすい職場環境を作りたい"との想いで、育児休暇中の職員が職場復帰しやすいように「休業者職場復帰支援プログラム」や「NO残業デイ」の導入を行い、平成23年に「熊本県男女共同参画推進事業者」として表彰されていました。

しかし、職場環境を客観的に評価したことはなく、看護師の離職率が高かった事もあり「労働環境の実態把握と問題点・課題の明確化」と「ワークショップでの活動を働き続けられる職場作りに活用する」ことを目的にWLB推進事業に参加しました。
まずは職員全員に「WLBの正しい考え方」を浸透させることからでした。WLB推進委員会を立ち上げ、看護協会のワークショップに取り組みながら少しずつ進めていきました。
看護協会のワークショップは3年間でしたが、その後もWLB推進委員会の活動は続いています。この間の活動内容、福利厚生の改善、職員の意識の変化などを、平成29年1月にまとめましたのでご覧いただければと思います。

今後も、人生のどのステージにいても働き続けられる職場・労働環境を作って当院で働く職員をサポートしていきたいと考えています。

子育て支援策について

Child care support

当院は、小学校入学までのお子さんを育てながら仕事を続けていく看護師のために、無理なく仕事ができるよう様々な支援策があります。

勤務時間の短縮

3歳未満までの期間、1日6時間以上(週30時間)働けば、正職員扱いとなります。

育児休暇

子供が1歳に達するまでの間、取得できます。規定に該当する事情がある場合は1歳6ヶ月に達するまで延長できます。

産前産後休暇

産前6週間、産後8週間取得することができます。

深夜業の制限

子供が小学校入学までの間、22時から5時までの勤務を制限することができます。

時間外業務の制限

子供が小学校入学までの間、時間外勤務を制限できます(1ヵ月に24時間、1年に150時間)

子供の看護休暇

子供が小学校入学までの間、年間5日間(2人以上は10日)、有給休暇とは別に看護休暇を取得できます。
(時間単位の取得も可能)

育児手当

子供が小学校2年生までの間、保育園・幼稚園・学童保育に預けている(夜勤をしている)場合、1回の夜勤につきその費用の25%が支給されます。(月額上限40,000円)

対象は夜勤をしている職員で、月の夜勤回数により支給される費用が変わります。
(1回:25%、2回:50%、3回:75%、4回:100%)

休業者復帰支援

育児休業取得者が休業後不安なく円滑に職務復帰が出来ることを目的に、在宅学習や職場状況の情報提供をしています。
復帰前後の面接を行いメンタル面のフォローも実施します。現在、産休・育休後の復帰率は100%です。

先輩看護師の声

「無理しないでね」
と言える日を目標に。

これまで多くのスタッフが産休・育休から復職をして、育児を行いながら働く姿を当たり前のように見てきました。

私が妊娠して、いざとなると色々と働くうえで大変なこと心配なことがありました。それでも、上司やスタッフが「無理しないでね」と声をかけてくれ、気分的に楽になりました。体調に応じた業務割振りで、安心して働いています。
先輩方がそうであるように、私も子育てと仕事を両立していきたいと思っています。最初は短時間正職員制度を利用するかもしれません。

いつか自分も年齢とキャリアを重ね、若い職員に「無理しないでね」と声を掛けられるようになることが目標です。

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