2013年を振り返って
神経内科
こんにちは。神経内科 O です。
2013年も、もう少しで終わりですね。この1年は、みなさんにとってはどのような1年だったでしょうか?
私は、ここ鴻江病院で神経内科診療を始めて4年目を迎えたのが、2013年4月。大学病院で大学院生として研究をする一方、診療を続けて参りました。
今年度は、病名で言うと、脳梗塞やパーキンソン病、パーキンソン病と似た症状を来すパーキンソン症候群、脊髄小脳変性症、多系統萎縮症、重症筋無力症の患者さんを外来や入院で診療いたしました。また、原因不明のしびれや筋力低下、認知症、震えなどの患者さんを多く診療した気がいたします。神経内科領域の疾患は、非常に数が多く、ともすれば 「気のせい」 とか 「ストレス」 とかいう言葉で片づけられることもあるようです。
患者さん全員に対して、明解な診断のもと適切な治療を提供できるわけではありませんが、できるだけ、病気の本質に近づくことで、可能な治療を提供することができればいいと思いながら診療しています。ただ、もっとも大事なこととして、病気でなく、患者さんを診ることを大切にしながら来年もがんばって行きたいと思います。
さて、外来診療では、予約診療にもかかわらず、待ち時間が長いことがあるかもしれませんが、患者さんの状態の変化に応じて、その時に考え得るもっとも最良の医療を提供するために時間をかけて診療することもありますので、何卒、ご了承のほど、併せてお願い申し上げます。
それではみなさん、よいお年をお迎えください。
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あけましておめでとうございます。