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医療機能評価更新審査を終えて

院長

医療機能評価更新審査を終えて(3rd.G.Ver1.1)

理事長 鴻江 和洋

“なんと素晴らしい職員を持ったのだろう!!”

と、心から、職員の皆さんの集中力と能動的対応力に何とも言えない幸せを感じた瞬間でした。

平成27年6月25・26日、当院は3度目の医療機能評価の審査を受けました。私の心の中では、面倒くさい、またあの作業をせねばならないのかという、後ろ向きの考えが頭をよぎりました。これも毎日の多忙な生活と、65歳という年齢のせいかもしれません。

トップがこんな考えでは今回はどうもみんなの勢いも今一つ、と思っていたところ、診療情報室の日下部君、看護部長・事務長をはじめとする全員のスタッフの皆さんが、ものすごいスピードで準備をしていただきました。病院の中が日に日にきれいになり、整理整頓がきちんとされ、まさしく5S活動の一環が実践された日々でした。そして女性の感性を持った院内環境整備が着々と進み、見違えるように気持ちの良い病院に生まれ変わりました。

また各々のマニュアルの見直しも行われ、他の民間病院ではドクターの協力がなかなか得られないと聞いていましたが、3人の先生方も大変な協力をいただき、チャンピオン症例のトレースの準備も各部署の責任者を中心につつがなく進行されました。

審査当日、3人のサーベイヤーが9時前に到着。リーダーは事務管理領域担当の男性サーベイヤー。診療領域、看護領域からは男女各1名が来院されました。

簡単な紹介の後に野口副院長の病院概要報告、その後書類確認を経て面接調査に移りました。前回と比べ今回の審査では、非常に細かい質問を受けました。特に医療安全・感染管理・個人情報管理についてかなり詳細に審査あり。

午後より施設巡回、症例トレース審査がありました。今回は病棟施設の構造に関する調査はほとんどありませんでした。

翌日は朝から外来・リハビリ・薬局・等の訪問審査がありその後12時より講評に移りました。

講評は全般にわたっての審査報告がありましたが、印象としてはかなり良い評価をしていただいたと私としては受け止めました。ただ数点の指摘事項は今後の病院運営に関して非常に参考になるものがありました。特に私にとっては病院の理念を実行するための事業計画を各人の目標管理に落とし込んでいかねばならないという指摘は参考になりました。また昨今の医療情勢に鑑み、安全管理。特に感染管理・個人情報管理をもう少し手を加える必要があるのではと感じました。

 

今後9月頃に再度指摘事項の改善審査が行われると思いますが、楽しみに待ちたいと思います。

 

今回の審査を通じて職員の皆様のご努力に再度心から感謝いたします。 審査前は今回が最後の審査にしたいと思っていたのですが、やはり病院の組織運営・環境整備の見直しのためには必要なのではという気がしています。みなさんはもうしたくないと思われた方もおられると思いますが、単なるマニュアルの見直しではなく、いかにマニュアルを実行するかに視点が移っておりこれはいいことではないかと思います。 また地域医療構想によって病床削減が叫ばれる昨今において、標準的なレベルを保った病院となるためにも次回の更新も受けようと思っているところです。

 

ともあれ職員の皆様何度も申し上げますが本当にお疲れ様でした。

平成27年6月28日

健康教室を開催しました!

外来の生け花

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