骨粗鬆症とFLSの意義✎勉強会
教育委員
6月10日骨粗鬆症と骨折二次予防に向けたFLS(骨折リエゾンサービス)について勉強会が開催されました。
骨粗鬆症とは『骨量の減少によって骨強度が低下し骨折に対するリスクが高まった全身性疾患』です。
骨折リエゾンサービス(FLS)は脆弱性骨折患者に対する骨粗鬆症治療開始率および治療継続率を上げるとともに、リハビリテーションの視点から転倒予防の実践により二次骨折を防ぎ、骨折の連鎖を断つことを使命としています。
骨粗鬆症に伴う骨折は50歳以上の男性の5人に1人、女性の3人に1人と言われています。一度脆弱性骨折を起こした患者に二次性骨折のリスクは極めて高くなるため、骨粗鬆症に対する治療の継続と二次性骨折を防ぐことが重要です。
糖尿病や慢性腎臓病など他の疾患との関連もありますが、骨粗鬆症の三原則(日光浴・運動・食事)をしっかりおこなうことで予防ができますので私たちも日々の生活で気を付けていきたいと思います。
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