📣教育委員だより
教育委員
【 褥瘡学会 、慢性期学会参加報告】
職員が参加した学会の報告が行われました。患者様によりよい医療・ケアの提供ができるよう、 院内の勉強会だけでなく様々な学会や、研修会などにも参加しています。
📜褥瘡学会
8月27~28日パシフィコ横浜ノースを会場にハイブリッド開催されました。オンデマンドで参加された野口先生から褥瘡学会報告が行われました。
従来の褥瘡発生要因の圧迫・ズレ・摩擦にマイクロクライメットが新たに加わりました。マイクロクライメットとは皮膚と支持面積の温度と湿度のことを言い、マイクロクライメットが管理できないと局所の温度が上昇・発汗を誘発します。発汗により皮膚が浸軟することで皮膚の摩擦力は5倍に増加し、わずかなズレ・摩擦で皮膚は損傷しやすくなると学びました。
患者様のオムツ交換を行うときに、決められた時間に行うだけではなくオムツの中の空気を入れ替えたり一手入れることが大切だと学ぶことができました。一度オムツを開け、オムツを当てなおすことでマイクロクライメットが改善出来たらと思いました。
📜慢性期学会
第30回日本慢性期医療学会が11月17~18日に国立京都国際会館で行われました。
2階からスタッフ2名が参加し「寝たきり患者の口腔ケア~口腔環境に着目して~」の演題で発表されました。
学会長の橋本康子氏の講演で「立場や職種や年代の違いを理解し、チームとしても力を発揮するためのコミュニケーション力がこれからの慢性期医療を支える力となると」話されたそうで、コミュニケーション力が重要なのだと学ぶことが出来ました。
学会は多職種が参加できるということなので、参加してみたいと思いました。
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節分会👹デイケアセンターさくら
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