お知らせ・ブログ

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新年のご挨拶

お知らせ 病院 院長

 新年あけましておめでとうございます。昨年は正月から能登半島で地震が起き、大変な新年の幕開けとなりました。新年早々大変な出来事ではありましたが、被災地の復興が早急に行われ、被災された方々が早く日常を取り戻せることを切に願っております。また、昨年はオリンピックの年でもあり、日本選手団がとても良い成績を残され、多くの金メダルを獲得されました。メジャーリーグでの大谷選手の活躍も目覚ましく、スポーツ分野においては日本中が元気になるような出来事が多く、この流れが今年も続いてほしいものです。

 さて、当院では昨年検査機器の更新を行い、骨量測定装置および透視設備が新しくなりました。年齢をかさねていきますと、嚥下機能低下や骨量低下をきたし、嚥下性肺炎や転倒による骨折を起こしやすくなります。こうした機能障害の状態を早期に診断し、治療および予防を行っていくのが当院の役目と考えております。特に骨折をおこし、入院されますと日常生活が阻害され、在宅での生活もままならない状態に陥られる方もいらっしゃいます。また、骨折による入院を機に、活動度が低下することで再度転倒し対側の骨折を起こすことも、まれなことではありません。とくに女性の方は著しい骨量低下をきたしている方も散見されますので、ご心配な方は一度外来で相談していただければと思います。

 また、covid-19感染についても一段落ついたかのように思われますが、まだまだ感染力が強く、特に高齢の方におかれましては重症化される方もみうけられます。高齢で重症化された場合は救命が厳しいものとなります。一番の対策は予防接種を受けることであり、1年でその効力が落ちるとされていますので、副反応などの懸念がない方は継続した接種が望ましいです。以前と異なり有料にはなりますが、重症化を防ぐためにも一度ご検討いただければ幸いです。

 2025年は乙巳(きのとみ)になります。多くの人にとって成長と結実の時期となる可能性が高い年とされているようです。当法人では昨年からインスタグラムを開始しており、法人での日々の行事やお役立ち情報を発信しております。これらの情報も活用していただき、皆様の健康意識を高めることで、病気やけがのない1年を過ごしていただければと考えております。私どもの活動が皆様の健康維持の一助になれることを祈念しまして新年の挨拶とさせていただきます。本年もよろしくお願いいたします。

2025年1月1日 

理事長 鴻江勇和

年末年始の休診について

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