お知らせ・ブログ

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📣教育委員だより

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📜:【褥瘡学会参加報告】

12/22に褥瘡学会参加報告の勉強会がありました。

野口先生より、アフターコロナ時代の褥瘡治療についての報告がありました。

コロナ禍において在宅での治療が主となり、遠隔診療での管理が増えていること、病院では一般病棟より感染病棟への変更に伴い、マンパワー不足により一人での判断、処置する必要性が増加しているとの事でした。

そのような中でも慢性期の褥瘡には色々な治療法が確立されており、新規治療の開発も進んでいるそうです。

次に2病棟スタッフより報告があり、安楽な姿勢を提供するケアがポジショニングであり、身体とベットの隙間を埋める考えから重さを支える考え方へ変わってきており、クッションに軽く押し付けるようになじませる事で重さがのりやすくなるとの説明があり、日々考え方が進化していることを感じました。

当院では毎年1月に院内褥瘡認定士の試験があり、自己研鑽に努めています。

今年も合格される方が増えるといいなと思います。

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【ノロウイルス感染症対策について】

これから感染拡大が予想されるノロウイルスについて、感染予防の動画視聴と実際にヨーグルトを吐しゃ物に見立てた処理方法の体験を行いました。

処理をする人、見ている周りの人で意見を出し合い注意するべきポイントを確認することが出来ました。また、普段あまり使う事のない処理セットの内容や使用方法を改めて振り返る、良い機会となりました。

今後もノロウイルス、コロナを含めた感染対策を継続して行くと共に、非常時に対応できるよう知識・技術を習得していきたいと思いました。

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【身近にある高齢者虐待とは】

👨‍🏫講師:荒尾市地域包括支援センター 西田 様

R5年11月24日に荒尾市役所より講師をお願いし、高齢者虐待についての勉強会を開催しました。

高齢者虐待の定義、高齢者虐待を考えるための視点などを学び、事例演習では不適切なケアについて考えました。虐待には、身体的・ネグレクト・心理的・性的・経済的の5つがあります。不適切なケアの段階で発見し「虐待の芽」を摘む取り組みが重要です。自分では虐待の認識がない場合も多く、客観的な根拠に基づいた学習を定期的に行う必要があると感じました。

保健・医療・福祉関係者は早期発見の努力義務があり、養介護施設従事者等による高齢者虐待については通報義務があります。日頃の患者様とのコミュニケーションの中で「何かおかしいな」の気づきが大切だと感じました。

「もし、自分が同じような対応をされたら・・・」その人の立場に立って考える事を心がけていきたい。今回の勉強会では、自分のケアを振り返る良い機会となりました。

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【KYT研修】

令和5年10月27日と11月10日に医療安全「KYT研修」が開催されました。

KYTとは、危険予知訓練の略で、ローマ字で危険のK、予知のY、訓練(トレーニング)のTの頭文字から取ったものです。

KYT(危険予知訓練)は、職場や作業の状況の中に潜む危険要因とそれが引き起こす現象を職場や作業の状況を描いたイラストシートを使って、また現場で実際に作業をさせたり、作業してみせたりしながら、小集団で話し合い、考え合い分かり合って、危険のポイントや重点実施項目を指差唱和・指差呼称で確認して、行動する前に解決する訓練です。

配布された写真を見て危険と思われるところを多職種で話し合うことでそれぞれの立場から次々に活発な意見が出て盛り上がっていました。

一人一人の意見を出し合うことで、思いつかなかった『潜んでいる危険』を知ることが出来、またそれについての解決策をみんなで考えることが出来ました。

これからも、全職員一丸となって、入院患者様の安全・安心な療養環境を整えていきたいと思います。

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【サイバーセキュリティ対策】

👨‍🏫講師:新生翠病院 事務部長

10月13日(金)サイバーセキュリティ対策研修を実施しました。

内容は

  • サイバー攻撃の現状
  • 「医療情報システム安全管理に関するガイドラインVer,6.0」とは
  • 当院の情報システムと一人一人が行うセキュリティ対策。

サイバー攻撃の現状として、被害件数は増加の一途たどっています。

サイバー攻撃のビジネス化、分業化されています。

「医療機関」「介護事業所」はセキュリティリテラシーが低いわりに電子化している。また、センシティブな個人情報を扱い、その情報を使わないと業務が出来ません。そのため狙われやすい状況にあります。

📸研修会の様子

研修を通して知らないない事も多くありました。テレビなどでも報道があり実際にサイバー攻撃の被害にあった病院もあります。今回、学んだことを活かし事前に準備できることを行っていきたいと思います。

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【骨粗鬆症と骨折二次予防に向けたFLS】

👨‍🏫講師:鴻江理事長

 令和5年9月29日骨粗鬆症と骨折二次予防に向けたFLS(骨折リエゾンサービス)についての勉強会が開催されました。

骨粗鬆症とは「骨量の減少によって骨強度が低下し骨折に対するリスクが高まった全身性疾患」です。

骨折リエゾンサービス(FLS)は脆弱性骨折患者に対する骨粗鬆症治療開始率および治療継続率を上げるとともに、リハビリテーションの視点から転倒予防の実践により二次骨折を防ぎ、骨折の連鎖を断つことを使命としています。

骨粗鬆症に伴う骨折は50歳以上の男性の5人に1人、女性の3人に1人と言われています。骨は私達の身体や日常生活を支える大切な器官です。骨粗鬆症を予防し、骨を健康に保つことは、健康寿命を延ばす事にも繋がります。

糖尿病や慢性腎臓病など他の疾患との関連もありますが、骨量を減らさない生活習慣(バランスのよい食事、適度な日光浴と運動)を心掛けることで予防できます。

私達も可能であれば検診などで自分が骨粗鬆症かどうかチェックするなど、日々の生活で気を付けていきたいと思います。

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【個人情報保護法について】

👨‍🏫講師:新生翠病院 診療情報管理士

R5/10/6診療情報管理士より個人情報保護法についての勉強会が開催されました。

私たちが実際働く現場で起きている事例を踏まえて、こんな時どうしたらよいかと言うことを分かりやすくQ&Aで簡潔にまとめた講義内容でした。

現在はコロナ禍でご家族の面会が出来ない為電話による問い合わせも多くあります。

私達医療者には守秘義務があり適切な対応が必要であるため、全職員が内容をしっかり把握しておく必要があると感じました。

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【職業倫理について】

👨‍🏫講師:坂田医師

「職業倫理」というテーマで坂田先生に講義をしていただきました。「倫理」というと難しく感じますが、小学生の時に「道徳」という授業がありました。「倫理」と「道徳」は同じような意味でありますが、「倫理」とは心の持ちように重点が置かれる。「道徳」とはどうあるべきかについて、理(なぜ、そうなるのか)が伴うということでした。

また、「インフォームド・コンセント」という言葉があります。正しくは、「よくわかった上で、同意する」ということであり医療者の説明を患者・または家族が同意することで成り立ちます。当院においても、患者の最善を目指しご本人・ご家族と「一緒に考え悩むこと=倫理的姿勢」を大切にしていきたいと考えます。

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【BLS院内勉強会】

9月8日 BLS・ACLSの院内勉強会が開催されました。

BLSとは、心停止の認識から電気ショックまでの一次救命処置(Basic Life Support)の略称です。

心停止発生後、発見者などによって速やかに開始することが求められる応急手当です。

安永先生より、医療用BLSの手順に沿って講義をしていただいた後、実際にシナリオに合わせて応召訓練を行いました。

細かい設定の下とてもリアリティのある訓練が出来ました。また一連をパートで区切り、パートごとに解説と評価を詳しく話して頂いたため、イメージしやすく深く理解することが出来ました。

実際に起こった時に速やかな対応やチームでの連携がとても重要になる為、日頃からのイメージトレーニングや自分ができる役割について理解しておくことの大切さを改めて感じました。

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【輸血用血液製剤の取り扱いについて】

👨‍🏫講師:熊本県赤十字血液センター 学術情報供給課 様

熊本県赤十字血液センターの学術情報供給課の職員さんにおいで頂き「安全な輸血のために」~輸血用血液製剤の取り扱い、クロスマッチの意義について~の勉強会が開催されました。

血液衛材の基礎~輸液製剤使用時の注意点、交差適合試験(クロスマッチ)についてわかりやすくお話頂きました。

 今回の勉強会での最後に話された『輸血は「血液」という臓器の移植』、不適切な取扱いや手順の不遵守が取り返しのつかない大事故となり、善意で提供された血液を無駄にしてしまうことになる事を心に置いて、今回の内容をしっかりと理解し、事故・無駄の無いように取り組んでいきます。

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