ひな祭り🎎3病棟
ひな祭り 3月3日は、「桃の節句」です。 桃の節句と呼ばれる様になったのは、旧暦の3月3日頃に、桃の花が咲くことや、桃は魔よけの効果を持つと信じられていた事に由来しているそうです(所説あり)。
3病棟では、ひな人形の貼り絵をレクリエーションの一環として行いました。
皆さん楽しく、和気あいあいと談笑しながら、作成して下さいました。指先の運動は脳への刺激にもなります。
今後も様々な取り組みを考えながら、季節の行事を味わっていただけるよう、努力してまいります。
病棟との窓からは桜が咲いている様子が見えます。お花見もできればいいなと、考えております。
最後になりますが、昼夜の寒暖差もあります、花粉もとんでいるようです。体調の変化には十分ご注意下さい。

📣教育委員だより
【医療機器安全教育~針刺し切創について~】
👨🏫講師: ニプロ株式会社 様
R5.2.24日に針刺し切創についての勉強会がありました。
「ハインリッヒの法則」にあるように、針刺し・切創の背景にはたくさんのヒヤリ・ハットが存在しています。そのヒヤリ・ハットの背景には何千件もの「不安前行動」と「不安前状態」が存在しており、そのうち予防可能のものは労働災害全体の98%を占めるそうです。
アクシデントが起きないよう安全機材を使用し、その使用方法や研修を行う事が大切です。当病院にもマニュアルがあるので再度見直すべきだなと思いました。
🥜 3病棟の様子
2月と言えば・・・節分・バレンタインデー
3病棟では、2月のイベントの開催を感染対策の観点から見送らせていただき、行事食やおやつで楽しんでいただきました。当院では、患者様に少しでも季節を味わっていただきたく、毎月行事食を提供しております。
患者様にはとても好評で、今月も「美味しい!」「お腹いっぱいになった!」など嬉しいお言葉を沢山いただきました。
また、季節に合わせたおやつも月に1回提供させて頂いております。工夫を凝らしたおやつで、見た目も楽しんでいただいております。こちらも、皆様ペロッと美味しそうに食べられていました。
📣教育委員だより
【医療・介護における個人情報保護 Q&A】
R5.2.10に医療・介護における個人情報保護Q&Aの研修会がありました。
個人情報保護法は2020年6月に改正され、2022年6月より施行となっております。診療情報管理士より、現在、私たちが実際働く現場で起きている事象を踏まえて、こんな時どう対応したら良いか?という事を分かりやすく簡潔にまとめた講義内容でした。
守秘義務があり適切な対処が必要で、対応を間違えると罰則規定もあるため、職員全員が知っておくべき内容だと感じるものでした。
また土・日の電話対応についても、マニュアルに沿った対応をするようお話がありましたので、周知徹底していきたいと思います。
📣教育委員だより
【 感染対策の振り返り】
今回の勉強会は、今年度の大きな出来事となったコロナ感染対策の振り返りを含めて、3病棟と栄養科が担当しました。
3病棟からは実際の対策内容を時系列と今後の課題も含めて、栄養科から配膳下膳を含む感染時の食事についての対応を報告しました。
感染対策などの非常時事態には、対応部署は情報発信を行うことが出来ず、周りも内部の状態が分からないという悪循環が起きてしまう可能もあり、院内での情報共有の重要性を強く感じました。また、感染対策だけでなく常に有事に備えておくこと、経験したことから次の有事の際の選択肢・解決策を検討しておくことが改めて大切だと思いました。今後もコロナを含め感染対策・非常時の対策を日々強化していきたいと思います。
📣教育委員だより
【 褥瘡学会 、慢性期学会参加報告】
職員が参加した学会の報告が行われました。患者様によりよい医療・ケアの提供ができるよう、 院内の勉強会だけでなく様々な学会や、研修会などにも参加しています。
📜褥瘡学会
8月27~28日パシフィコ横浜ノースを会場にハイブリッド開催されました。オンデマンドで参加された野口先生から褥瘡学会報告が行われました。
従来の褥瘡発生要因の圧迫・ズレ・摩擦にマイクロクライメットが新たに加わりました。マイクロクライメットとは皮膚と支持面積の温度と湿度のことを言い、マイクロクライメットが管理できないと局所の温度が上昇・発汗を誘発します。発汗により皮膚が浸軟することで皮膚の摩擦力は5倍に増加し、わずかなズレ・摩擦で皮膚は損傷しやすくなると学びました。
患者様のオムツ交換を行うときに、決められた時間に行うだけではなくオムツの中の空気を入れ替えたり一手入れることが大切だと学ぶことができました。一度オムツを開け、オムツを当てなおすことでマイクロクライメットが改善出来たらと思いました。
📜慢性期学会
第30回日本慢性期医療学会が11月17~18日に国立京都国際会館で行われました。
2階からスタッフ2名が参加し「寝たきり患者の口腔ケア~口腔環境に着目して~」の演題で発表されました。
学会長の橋本康子氏の講演で「立場や職種や年代の違いを理解し、チームとしても力を発揮するためのコミュニケーション力がこれからの慢性期医療を支える力となると」話されたそうで、コミュニケーション力が重要なのだと学ぶことが出来ました。
学会は多職種が参加できるということなので、参加してみたいと思いました。
節分会👹デイケアセンターさくら
節分会を2月2日と3日に開催しました。
昨年度、鬼役2名復讐の時きたる!

利用者様、鬼が登場すると、【大きな悲鳴!】となりませんでした。
待っていたように、本気で豆を投げられる利用者様。スタッフも思わず「痛い」と言ってしまう場面がありました。
鬼役は今年も全力で逃げました。「痛いですから」(笑)
豆まき終了後、利用者様より「大変だったね。ありがとう」と感謝され、鬼の目にも涙でした(笑)
今年の節分会も感染対策を徹底し実施しました。
5月以降は国の感染対策への方針が変わります。
デイケアでも、安心・安全にご利用して頂けるよう感染対策を検討して参ります。
今後もご利用者様に楽しんで頂けるように「全力で取り組んでいきます。」
デイケアセンターさくら一同
リモート面会の再開について
一時中断をしておりましたリモート面会について、2023年2月6日月曜日より再開いたします。
ご予約につきましては、これまで通り、平日の8時30分~17時30分、 当院代表電話(0968-62-0525) にて承ります。宜しくお願い致します。

広報誌あすなろ97号発行しました!!
クリック→あすなろ97号←クリック
あすなろ97号をクリックしていただくと広報誌をご覧いただけます。
~目次~
①新年のご挨拶 理事長 鴻江 勇和
②新年のご挨拶 看護部長 神崎 美佐代 事務部長 小阪 勝己
③新年のご挨拶 ケアポート事業部長 小嶋 桂子 かわせみ苑ホーム長 宮本 一真
④さくら通信
⑤2病棟クリスマス会
⑥ケアポート緑ヶ丘通信
⑦かわせみ苑通信
⑧栄養科レシピ・編集後記・外来担当医案内
新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。今年の年始こそはコロナについてではなくbravoな挨拶ができるかと淡い期待をもっておりましたが、もろくもその希望は打ち砕かれました。この稿を書いている現在、コロナ感染が拡大しており、先の見えない状況に閉塞感が漂っております。是非とも今年はこの難局を乗り越えていければと願ってやみません。
昨年はコロナの感染だけではなく、ロシアのウクライナ侵攻、それに伴う物価高、円安の進行等、歓迎できない出来事が多数ありました。いずれの出来事においても、今後の日本の在り方において、大いに考えさせられるものであり、医療界だけでなく、産業界においても今までの既定路線の変更を余儀なくされてきております。私どもの法人では先々の人口減を見据え、3年前より外国人技能実習生を迎え入れており、介護技術を伝え一緒に働ける人材を育ててまいりました。昨年1期生が実習を終えたのですが、日本語も非常に上手になり、一人前の介護士としてしっかりと成長してくれました。是非、荒尾に残っていただきたかったのですが、帰国もしくは首都圏への就職先変更のため、当法人を卒業されました。非常に残念ではありましたが、外国人技能実習生の受け入れは継続して行い、良い人材を育成できればと思っております。本年には職員寮を整備し、より職場環境を充実させる予定です。しかし、先にも述べましたように、円安の進行もあり、日本は選ばれない国へと変わりつつあります。日本の人口減が進む中、海外の方の手も借りることができない状況にならないように、ぜひ政府には有効な政策を打ち出していただきたいものです。
今年の当法人の目標としては、感染が落ち着き次第、地域の催し物への参加や地域の皆様への健康教室の開催等、コロナで中止となっていた事業が再開できればと考えております。予防医療や健康に関する興味を持っていただくことにより、皆様の健康寿命の延伸に寄与させていただければ幸いです。昨年荒尾市のスマホアプリを用いた、患者さん自身の検査データが自分で見ることのできる実証実験にも参加しており、健康状態の見える化での意識の変化等も検証される予定になっています。
今年の干支は癸卯(みずのとう)です。芽を出した植物が成長していき茎や葉が大きくなる時期で、目に見えて大きく成長する年だといわれています。また、うさぎは跳びはねることから、飛躍する年の象徴にもなっています。今年こそはコロナ禍を乗り越え、また正常の日常を取り戻すことができ、皆様が健康に過ごされることを祈念しまして、新年の挨拶とさせていただきます。今年も何卒よろしくお願いいたします。

2023年1月1日
理事長 鴻江勇和