年頭のご挨拶
院長
地域ケアの拠点として
平成27年 元旦 理事長 鴻江和洋
皆様、あけましておめでとうございます。
衆議院選挙も自民党の圧倒的勝利で幕を下ろし、荒尾市長選挙が始まる前にこの文章を
書いています。
今、日本は少子高齢化の真っ只中に突入するに当たり、すべての分野において大きな
転換期にさしかかっています。特に、医療・介護の分野においても、その大きな波が
この数年の間に押し寄せてくる気配があります。政府の医療・介護総合促進法案によって
以下の点が強調されており、私どもの組織もそれに従った変化を遂げなければなりません。
その大きな柱は①地域医療ビジョンによる、病院病床の機能的な配置。②在宅医療の推進。
③介護との連携強化等です。
当法人の果たすべき役割は病院の理念に述べてありますように、質の高い慢性期医療と
ケアの提供であります。その理念に従い今後も粛々とその使命を果たしていきたいと
思っております。
当院のこれからの課題としては
①スムーズな世代交代。②老朽化した施設の建て替えであります。
①に関してはここ数年のうちに徐々に行う予定です。②に関しては建設費が高騰している
東京オリンピックが終わるまで資金を貯めて、じっくりと建て替える予定です。
これから始まる、地域医療構想会議にも積極的に参加して、発言しその行方にも関わってくる
問題だと捉えています。
今年の干支は羊です。羊のように穏やかで皆様の安泰を祈念して筆を置きます。
今年もよろしくお願いいたします。
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