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ユマニチュードに思う

院長

認知症介護にユマニチュードの技を用いれば、魔法のように患者さんケアが楽になり、患者さんも幸せになるという。

そんな介護方法がフランス人によって紹介された。国立長寿医療センターの女性の医師がそれを普及しようと頑張

っているようだ。

非常に興味をひかれたので早速本を購入し、テレビでも拝見させていただいた。その結果確かに認知症介護に必要

な基本的技術を、きちんと言葉で表現されており、頭の整理にはなったといえそうだ。

しかし、よく考えてみると、日本の介護現場においてはすでにほとんど実践されていることばかりではないだろうか。

紹介された方が医療現場におられる看護師の方だったので、ああなるほどと理解できた。私が思うには病院における

認知症ケア、特に急性期病院における認知症ケアは介護施設におけるそれよりもかなり遅れているような気がする。

また介護現場からもその技術を言語化し、医療現場への発信も足りなかったと思われる。要は医療現場と介護現場が

お互いにもう少し理解を深め連携を密にしていかなければならない。特に今後地域包括ケアを推進するためには非常に

重要なことではないのだろうか。

介護教室を開催しました

地域包括ケア病棟時代の幕開け

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