代表的な神経内科の病気のひとつ-頭痛--認知症-
神経内科 O です。
2013年4月27日の読売新聞に「神経内科をご存知ですか?」という題名の広告が掲載されました。
今日の話題は、前回の続きです。
頭痛と認知症についての記事を紹介するとともに、少し、病気について書きたいと思います。
頭痛
「たかが頭痛」と考える方も多いのですが、頭痛は時に、自分、社会、家族にまでダメージを与え、社会的損失が大きい病気です。
神経内科で適切に対応すれば、生活の質は保たれます。「頭痛さえなければ、私には違った生活があるのでないか」と思われたら、当科を受診してみてください。
頻度の多い頭痛の原因疾患として、緊張型頭痛、偏頭痛、群発頭痛が挙げられます。
認知症
かつては治療法がないと言われた認知症も、画像、診断マーカーなどにより、早期に発見でき、治療薬も開発されました。高齢の患者さんは様々な病気を抱えていることが多く、神経内科では、トータルに全身を管理し、患者さんとのコミュニケーションを大切にしています。
治療薬を上手に使うことで、少しでも進行を遅らせることができるようになって来ました。今後、ますますの発展が期待される疾患の1つです。
さて今日は、頭痛と認知症という2つの疾患を神経内科で診ているということを、ごくごく簡単に紹介いたしましたがいかがでしたか。
次回は、脳卒中とてんかんについて少し述べようかと思います。
神経内科をご存知ですか?
神経内科 O です。
2013年4月27日の読売新聞に「神経内科をご存知ですか?」という題名の広告が掲載されました。
今日は、その内容を少しご紹介しようと思います。
こんな症状があったら神経内科へ
頭の痛み、からだの痛み、ものわすれ、しびれ、めまい、ふるえ、力が入らない、歩きにくい、ふらつく、つっぱり、むせる、しゃべりにくい、けいれん、勝手に手足が動く、ものが二重に見える、意識がない
などです。これらの症状がある場合には、できるだけ早く全身を診る私たち神経内科を受診していただき、病気の原因を知り、治療を受けることが健康を取り戻す近道です。必要に応じて、他の診療科とも相談し、患者さんの生活の質の改善を目指します。
代表的な神経内科の病気
頭痛、認知症、脳卒中、てんかん、パーキンソン病
などがこの紙面では挙げられております。
次回からは、それぞれの病気について簡単ではありますが、紹介していこうかと思います。
この世の中にはさまざまな病気がありますが、今まで、病気の診断がつかない、治療をしてもよくならないなど、原因を正確に突き止めることができずに困っていらっしゃる方は、隠れた原因を究明するのが得意な神経内科に一度、ご相談ください。
家族会を開催いたしました。
平成25年6月15日(土)に家族会を開催いたしました。
雨の中30名の皆様にご参加いただきました。
今回は「延命治療について考える」をテーマに鴻江院長による講演があり
だれもがかならず迎える終末期について深く考えるきっかけになったようです。
講演後の懇話会では、ご家族同士の交流やご家族様の思いや考えを直接聞けるいい機会となりました。
参加していただいた皆様、ありがとうございました。
神経内科ブログを始めます。
はじめまして。これから不定期ではありますが、病気のことや最近の医療のこと、日々の診療で思ったこと、治療の考えかたなどを書いていこうと考えております。
私は、鴻江病院で神経内科診療を担当している O です。毎週水曜日の午後、予約診療を行なっています。
ただ、予約診療とはいっても、予約がないと診察しないわけではなく、おおよその時間を指定することで、少しでも待ち時間を減らすことができればと考えています。
以前、予約制ではなかったとき、14時半に5人の患者さんがいらっしゃると、5人目の方を、1時間以上お待たせすることもありました。しかし、予約制の場合、例えば、5人目の方の予約を15時半にとっておくことで、その時間に病院に来れば良くなるので、少しでもお待ちいただく時間が減るのではないかと考えています。
まぁ、それでも、処置や判断が難しい患者さんがいらっしゃるとお待ちいただくこともあるのですが…。申し訳ありません。
予約診療に関しては、賛否あることだとは思いますが、しばらく、このような形で診療を進めていこうと思っております。
皆様、よろしくお願い申し上げます。